【レビュー】格安テント『フィールドキャンプドーム100』を使い倒してみた

フィールドアテントのアイキャッチ画像 アイテム・パーツ

FIELDOOR(フィールドア)というアウトドアブランドをご存知でしょうか。

実店舗では販売されていませんが、ネットでアウトドア用品を検索したことがある人なら、知っている人も多いのではないかと思います(Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで販売されています)

フィールドアの特徴は…なんといっても価格の安さ!

フィールドアは、テント・タープ・マット・テーブル・イス…などさまざまなアイテムをリリースしていますが、どれも非常に安く「リーズナブルなアウトドアブランドの代名詞」と言っても過言ではありません。

となると「安すぎて心配」「安かろう悪かろうなんじゃないの…?」と不安に思うのも当然でしょう。

実は僕(MOTO-LOGUE編集長・齋藤)は、フィールドアのソロ用テント「フィールドキャンプドーム100」を4年ほど使っています。使用回数は数えていませんが…おそらく1年に10回くらいは使っていると思うので、通算40泊以上はしているのではないでしょうか(そして現在も健在です)

今回はソロ用ツーリングテントが気になっている方のために、このテントを4年間使ってきたレビューをお届けしようと思います。

※この記事で広告収入等は発生していません

フィールドキャンプドーム100の概要

フィールドアはかなり豊富なテントをラインナップしていますが、「フィールドキャンプドーム100」は、その中でもっともコンパクトなタイプ。完全にソロ用です。

キャンプドーム100を張った状態

公式サイトに記載されているスペックは以下のようになっています。

カラーライトベージュ
ボルドー
ダークブラウン
サイズ本体サイズ:(約)210cm×105cm×110cm
インナーサイズ:(約)200cm×100cm×100cm
収納時:(約)Φ15cm×40cm
重量約2.2kg
材質フライシート:68D ポリエステル
インナーテント:68D ポリエステル
グラウンド:210D ポリエステル
ポール:超々ジュラルミン (A7075系)
ペグ : 超々ジュラルミン (A7075系)
耐水圧1,500mm以上
付属品テント本体×1
フライシート×1
アルミテントポール×2
ペグ×13
ロープ×4
専用キャリーバッグ×1
取扱説明書(日本語)

とんでもなくリーズナブルな価格!

そして…気になるお値段は…!

なんと、6,930円(税込)という安さです…!!!(2026年7月時点)

なぜか僕が検索したときはAmazonだけ7,400円となっていましたが、それ以外のECサイトではすべて6,930円でした。

これはテントとしては衝撃的な安さと言っていいでしょう。僕はこのテントですでに40泊以上をしているので、6,930÷40で計算すると、1泊あたり173円ほど。

もう十分に元は取った状態だと思いますが、まだまだ現役です。1泊あたりのコストは今後もどんどん下がり続けることでしょう。

まずはインナーテントを紹介

フィールドキャンプドーム100は、インナーテント+フライシートという、テントとしては基本的な構造です。まずはインナーテント部分から紹介しましょう。

  • インナーテントの写真01

長方形のテントの四隅にポールを刺し、クロスさせて立ち上げると上記のようになります。

テントは、フックで吊るす形です。

  • フックで吊るす部分

一番上のフックを、ポールを交差させた上側にはめ込むことでインナーテントがしっかりと立ちます。

一番上のフック

このテントの素晴らしいところが、ポールのクオリティ。

一般的に、格安テントにはグラスファイバー製のポールが使われていることも多いと思いますが、フィールドアはジュラルミン製です。4年使ってますが、折れることも劣化を感じることもなく、普通に使えています。このテントの非常に素晴らしいポイントだと思います。

フライシートはこんな感じ

インナーテントが立ち上がったら、雨よけのフライシートをかぶせます。

フライシートをかぶせた状態

フライシートの裏側には4か所、面ファスナー(いわゆるマジックテープ)のタブあるので、そのタブをポールに巻き付けて固定します。

  • フライシートの裏側のベルクロ

またフライシートの四隅にはゴムの輪っかがあるので、それをテント本体のフックにかけます。これでひとまずインナーテントとフライシートの合体は完了。

またフライシートの左右にはベンチレーションもあるので、暑い時期はここを立てておくと、テントとフライシートの空間にこもった空気を換気することができます。

ベンチレーション

ここまでできたら、フライシートの各所についているループ部分にペグを打てば完成です!

ちなみに僕は、左右・真後ろの計3か所に細いロープを足して延長しています。

デフォルト状態のループがなんとなくインナーテントに近すぎる気がしたので、少し離すために延長したのですが…まぁこれは好みかと思います。

また、ペグも付属品ではなく鍛造ペグに変えています。

フィールドアのテントに標準で付属しているペグはY字型ジュラルミン製で高品質なのですが(値段を考えるとすごい)、個人的にペグは「強ければ強いほどいい!」と思っているので、鍛造ペグにしています。

居住性・使い勝手はどんな感じ?

もっとも気になるのは「中はどのくらいの広さがあるの?」という部分でしょう。

フィールドキャンプドーム100は、完全ソロ用テントではありますが、横になると「1人分+α」くらいの横幅があります。

僕はこのスペースに、タナックスの大型シートバッグ「キャンピングシートバッグ2」を置いています。さすがにそれを置くと窮屈になりますが、まぁなんとか置けます。

ちなみに、キャンピングシートバッグ2については別の記事で詳しく解説しています。

【タナックス キャンピングシートバッグ2】ロングツーリングの定番バッグを徹底レビュー

縦の長さについては「あと少しだけ余裕があったらなぁ」という印象があるのも事実(僕の身長は174cmです)

インナーテントに足や頭が触れないように横たわることも可能ですが、ほとんど余裕はありません。まぁこれは、テントのコンパクトさを重視したら妥協できるレベルです。

ちなみに前室スペースはこんな感じ。

このくらいの空間が左右にあるので、ブーツなど「まぁこれは外でいいかな」といったものは置くことができます。

その他、テント内の細かい部分については以下のスライドをご覧ください。格安テントではありますが、欲しい要素はひと通り装備されています。

  • 小物入れ
    テント内部には小物入れのメッシュポケットがついています。マット用のベルトなど、なくしがちなものを入れておくのに便利

ポール追加でテント前に居住空間ができる!

テント単体での完成状態はすでにお見せしたとおりですが、なんとここに別売りのポールを追加すると、テント前にちょっとした居住空間をつくることも可能です。

テント前のスペースでくつろぐ様子

日差しや雨を完璧に防ぎたいのであれば、やはりタープを持っていく必要があると思いますが、僕は荷物が増えるのを嫌ってタープを使わず、すべてこの空間で済ませてしまっています。

少々窮屈ではありますが、ひとまずこの空間で料理したり、リラックスタイムを楽しむこともできます。

この空間を確保するために必要なポールは、Amazonや楽天などのECサイトでセット売りされています。

ポール

アルミテントポール150という商品で、単体でも売っていますが、どうせ買うならテントとセット購入がお得です。

なお、このポールは5本連結タイプ。5本すべて連結させても使えますが、屋根の部分が若干はね上がり気味になるので、1本減らして4本にした方が見た目にはいいかもしれません。

  • ポールを5本連結した状態
    ポールを5本連結した状態

グランドシートもセットで購入可能

ポールのほか、テントの下に敷くグランドシートも別売りでセット販売されています。

追加ポール+グランドシートをセットにした価格は、11,990円。

それぞれ単体ずつ購入するよりも770円お得です。

グランドシート

僕としては、テント保護のためにもグランドシートはあった方が絶対にいいと思います。ブルーシートなどをピッタリサイズにカットしてもいいのかもしれませんが、専用品はそういった手間がないのがいいですね。

収納サイズは非常にコンパクト!

バイクツーリングの場合、テント選びにおいて非常に重要なのが収納サイズですよね。いくら居住性が良くても、収納サイズが大きすぎるとバイクに積めません。

その点、フィールドキャンプドーム100は優秀だと思います。

テントを収納袋に入れた状態

収納袋に入れて、ベルトをギュッと絞ったら…公式サイトのスペックに書いてあるとおり「Φ15cm×40cm」くらいのサイズになります(ちなみに重さは2.2kg)

これならシートバッグ(僕の場合はキャンピングシートバッグ2)にも入りますし、テント以外にもさらにイス、テーブル、調理道具、寝袋なども入ります。

焚き火などをしないシンプルなスタイルのキャンプなら、シートバッグ一つで行くことも可能です。

使い勝手や居住性で上回るテントは他にもたくさんあると思うのですが、このくらいコンパクトになるテントはかなり少ないのでは…と思います。

まとめ

総じて「安いのによくできてる!」という印象のテントです。

あまりハードな状況下で使ったことはありませんが、普通の雨の日くらいであれば使ったこともありますし、オーバーパンツが必要なくらい寒い時期にもコイツでキャンプしたことがあります。

テント単体なら7,000円もしないという価格設定を考えると、僕としては十分ですね。幸いまだまだ使えそうなので、これからもガンガン使い倒していこうと思っています。

高いテントは買えないけど、安かろう悪かろうでは困る」という人におすすめできるテントだと思いますよ。

執筆者

齋藤直人

1975年(昭和50年)生まれ・編集者・MOTO-LOGUE編集長。
大学卒業後バイク雑誌出版社に入社して以来、数々のバイク誌の編集に携わり、計4誌の編集長を歴任する(編集者歴は25年以上)
現在は紙・Web・YouTubeなど表現の媒体を問わず創作活動の場を広げており、バイク業界以外でも積極的に活動中。愛車はSR400

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