超有名キャンプ場「ふもとっぱら」を、ソロツー目線で考察してみる!

ふもとっぱらキャンプ場のコラム用アイキャッチ コラム

日本各地には、その地方でよく知られている有名なキャンプ場があるかと思います。

しかし、そんな有名キャンプ場の中で「全国区レベルの知名度があるところ」となると、そう多くはないでしょう。

静岡県富士宮市にある「ふもとっぱら」は、そんな全国区レベルの知名度を誇るキャンプ場と言えます(もちろん、キャンプ好きの間での知名度ですが)

MOTO-LOGUE<br>編集長・齋藤
MOTO-LOGUE
編集長・齋藤

ちなみに僕は初めてこのキャンプ場の名称を見たとき、一瞬「ふとっぱら(太っ腹)」と誤読してしまったのですが(笑)、正しくは「ふもと+っぱら」です。

超どうでもいい話ですが、もしかしたら僕と同じような勘違いをしている人もいるかもしれないので、念のため…

「ふもとっぱら」のテントサイトは広大で、天候さえ良ければどこからも雄大な富士山を眺めることができ、絶景レベルとしては日本屈指。

漫画やドラマなどに(近年ではYouTubeも!)多々登場し、さまざまなキャンパーを魅了しているので通称「キャンパーの聖地」などという呼び名もあるくらいです。

富士山の見える光景

この記事では、そんなふもとっぱらをご紹介…といきたいところですが、これだけ有名なキャンプ場なので、紹介記事や動画はインターネット上に山ほどあるのも事実。

そこでMOTO-LOGUEとしては「ソロキャンプツーリングの相性としてはどうなの?」という部分に着目し、メリットデメリットなどを考察していきたいと思います。

ちなみに筆者(MOTO-LOGUE編集長・齋藤)は、ふもとっぱらでのバイクソロキャンプを何度も経験しているので、体験談ベースのリアルな話をご紹介します。

「ふもとっぱら」の基本情報

まずは、ふもとっぱらがどこにあるのかを紹介します。

Googleマップを見ればわかるとおり、本栖湖の南側、朝霧高原エリアにあります。

ツーリングにも最適なエリアなので、キャンプ場にチェックインする前、翌日のチェックイン後のツーリングも存分に楽しめるのが魅力ですね。

バイクでソロキャンなら1泊2日2,000円!

利用料金

■キャンプ(中学生以上)
日帰り500円・1泊1,000円

■バイク
日帰り500円・1泊1,000円

公式サイト:https://fumotoppara.net/

料金は上記のとおりで、バイクでソロキャンをする場合、キャンプ料金1,000円+バイク料金1,000円=2,000円で1泊できます。

これは今の時代、そして関東エリアのキャンプ場の中では「わりと良心的」と言ってもいい値段設定だと僕は思います。

もちろんココより安いキャンプ場が日本中にあることは知っていますが、ふもとっぱらほどの知名度を誇る有名キャンプ場としては、良心的ではないかなぁ…と。

予約のコツはキャンセル狙い!

ふもとっぱらは、完全予約制です。予約なしで当日いきなり行って利用することはできません。

なので、何はともあれ予約をしなければならないのですが…

なんせ「キャンパーの聖地」と呼ばれるほどの超人気キャンプ場なので、基本、「土曜日の宿泊」予約はすべて埋まっています

ふもとっぱらの予約状況ページ

例えば「来週末あたり行こうかなあ」みたいなタイミングで予約状況ページを見ても、土曜日の宿泊は予約でいっぱいです。

では、予約するためには争奪戦に勝ち抜かなければならないのか…?というと、案外そうでもないのです。

ふもとっぱらの予約キャンセルにはキャンセル料がかからないためか、直前の日になると、キャンセルで予約枠が空くことが多いんですよね。

例えば金曜日の夜とか、あるいは当日の朝とか、まさしく直前のタイミングに予約状況ページを見ると、意外と枠が空いててすんなり予約できたりします(もちろん絶対に空くかどうかはわかりませんが…)

仲間とのグループキャンプだと「予約してない」という状況でキャンセル待ちに賭けるのは非常に不安ですが、ソロならフットワークが軽いので、当日の朝に「おっ、空いたから行くか!」みたいなことがしやすいですよね。

これはソロキャンプの圧倒的なメリットだと思います。

ふもとっぱらで「バイク×ソロキャンプ」はどうなのか?

  • 超有名キャンプ場
  • 週末は予約合戦
  • 通称「キャンパーの聖地」

以上のキーワードだけに注目すると、いかにも混雑していそうですよね。キャンプサイトはファミリーやグループのキャンパーでギチギチ…みたいな。

ソロだと浮いちゃって居心地が悪い思いをするのでは…?

そんなことが心配なソロキャンパーも多いかもしれません。

では、実際のところはどうなのかというと…。

あくまで僕の見解にはなりますが、ソロでも「ほぼ」問題ありません! 

テントを張った写真
こんな感じに「我が家」を設置できます

「ほぼ」という言葉を入れた理由は、若干「テントを張る場所を探す必要がある」と思うから。

やっぱり、ファミリーやグループのキャンパーが多いのは事実なので、そういったデカいテントの間に入っていって、ソロ用テントを広げるのはちょっと度胸要りますよね…。

キャンプサイト全景

その意味でいえば、ソロでも居心地が良さそうな場所を探す手間が若干あるかな~とは思います。

ただ、近年は「キャンプブームの終焉」などと言われることもあって、数年前よりは少し空いているような気もするんですよね…(あくまで僕の印象ですが)

広大なキャンプサイトの端の方に行けば、テントが張れないということはないですし(そもそも予約枠に上限があるわけですし)、ソロ向きの落ち着いた空間を確保することもできます。

  • 広く場所が空いているところ
    端っこの方に行けば、このような空間がある…可能性があります!

また、車で来てる人の中にソロキャンパーもいるんですよね(僕の印象的には5%くらいかなぁ…)

もちろん圧倒的に多いのはファミリーやグループなんですが、ソロキャンパーがいないわけでもないので、キャンプ場の中で浮きまくるということはないと思います。

ソロバイクキャンパーにはココが嬉しい!

ふもとっぱらを利用するときに嬉しいのが「ゴミ出しができる」ということ!

ふもとっぱら専用のゴミ袋を買う必要がありますが、お値段は1枚100円。これは荷物の積載量に限界があるバイクソロキャンパーにとって、非常にありがたいポイントです。

  • ゴミ袋の自販機
    自販機が立ち並ぶエリアに、ゴミ袋の自販機があります!

ちなみに、専用ゴミ袋が必要なのは燃えるゴミについて。缶・ビン・ペットボトルなどは、ゴミ袋を購入しなくてもゴミステーションに出すことができます(これもありがたい…!)

そしてもちろん、巨大なキャンプ場なので売店も充実しています。

焚き火をするときに使う薪も販売しているので、キャンプ場に向かう道中で入手してくる必要もありません(そもそもバイクだとそれが非常に困難ですよね)

  • 薪売り場
    このような立派な薪売り場があります

売店ではさまざまな地元産の肉類も売っているので、買い出しのときには肉類を少し控えて、キャンプ場の売店を利用するというのもアリです。

貴重なジビエ肉などもあるので、この機会に味わってみるのもおすすめです。

  • 売店で販売している肉

バイクソロキャンプの注意点

ここまで主にふもとっぱらの魅力について解説してきましたが、もちろん注意点もあります。

「ふもとっぱら特有の注意点」というのは少ないのですが、思いつくものをいくつか挙げます。

まず一つが、「場内はダート」ということ。

ダートの道

フラットダートなのでロードバイクでも大きな問題はありませんが、ダートに慣れていない人はちょっと怖い思いをするかもしれません。

またテントサイトは草原なので、サイドスタンドの沈み込みにも要注意です。

サイトスタンドの下に敷く板

写真のようなサイトスタンド用パッドを持っていくか、適当な木・石などで対策が必要です。

固くしまっているような場所に感じたとしても、時間をかけてジワジワと沈んでいくケースもあるので、何か敷いた方が安心です。

そして意外と重要な注意点

ふもとっぱら特有の注意点として一つ思い浮かぶものがあるとしたら、「朝のトイレ渋滞」でしょうか。

これだけ大きなキャンプ場なので、朝の時間帯に関しては、大の方は並ぶ必要があります(女子トイレは男子よりも長い列ができているので気の毒です…)

ちなみに僕はもう、ここに関しては割り切っていて…。

大の方はチェックアウトまでガマンし、キャンプ場からすぐ近くに「道の駅 朝霧高原」があるので、そこで済ませるという手段を取っています。

まとめ

富士山の見える風景

…というわけで「ふもとっぱらキャンプ場って、ソロバイクキャンパーにはどう?」という視点で考察をしてみました。

繰り返しになりますが、僕はこのキャンプ場をかつて何度もソロで利用したことがあるので、好きなキャンプ場の一つではあります。

やはりこれだけ絶景のキャンプ場というのはそうそうないですからね。

もちろん、巨大だからこそ・有名だからこそのデメリットもあったりするのですが、それを差し引いても、やはり素晴らしいキャンプ場ではないかなと思います。

この記事で紹介したように、ソロ向きの要素も意外とあるので、興味がある人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

執筆者

齋藤直人

1975年(昭和50年)生まれ・編集者・MOTO-LOGUE編集長。
大学卒業後バイク雑誌出版社に入社して以来、数々のバイク誌の編集に携わり、計4誌の編集長を歴任する(編集者歴は25年以上)
現在は紙・Web・YouTubeなど表現の媒体を問わず創作活動の場を広げており、バイク業界以外でも積極的に活動中。愛車はSR400

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